木綿と絹の違いを徹底比較!着心地・寿命・手入れの決定打と見分け方
木綿と絹の違いを徹底比較!着心地・寿命・手入れの決定打と見分け方の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
Q1:夏用の下着やパジャマには木綿と絹のどちらが涼しいですか?
A1:着用時の快適さの質が異なります。着た瞬間のさらさら感や放湿性(汗を外へ逃がすスピード)は、熱伝導率が高く繊維が細い絹が圧倒的に涼しく感じられます。ただし、ダラダラと流れ落ちるような大量の汗を吸い取れる許容量は木綿の方が大きいため、室内のエアコン環境や就寝時であれば絹、屋外での激しい発汗が予想される場合は通気性の高い薄手木綿(クレープ織やガーゼ)が適しています。
Q2:シルク製品は自宅の洗濯機で普通に洗うことは絶対に不可能ですか?
A2:一般的な絹製品を通常の弱アルカリ性洗剤や標準コースで洗うと、確実に縮み、テカリ、激しい毛羽立ちが発生します。ただし、「ウォッシャブルシルク」と明記され防縮加工が施された製品であれば、洗濯ネットに入れ、中性洗剤(おしゃれ着用)を使用して「ドライコース・手洗いコース」で洗うことが可能です。それでも長持ちさせるためには手洗いが推奨されます。
Q3:木綿と絹の混紡(綿シルク)製品にはどのようなメリットがありますか?
A3:綿シルクは、両素材の長所を融合させた実用的なハイブリッド素材です。木綿が持つ強度と水洗いのしやすさに、絹の上品な光沢としなやかさ、保湿性が加わります。100%絹に比べて価格が抑えられ、かつ100%木綿よりも滑らかで軽い着心地が得られるため、近年スカーフやインナーウェアで高い評価を得ています。
Q4:正絹の着物にシミができた場合、自分で濡れタオルで叩いて拭いてもいいですか?
A4:絶対に濡れタオル等で擦ったり叩いたりしてはいけません。水が付いた部分が「水ジミ(輪ジミ)」となり、さらに摩擦によって生地が擦れて白化(スレ)を起こし、修復不可能な状態に陥ります。乾いた布やティッシュで水分をそっと吸い取る程度にとどめ、触らずに速やかに着物専門の染み抜き店や悉皆屋(しっかいや)へ持ち込んでください。