イギー・ポップ現在の姿に驚愕!過激伝説とボウイとの知られざる絆
イギー・ポップ現在の姿に驚愕!過激伝説とボウイとの知られざる絆に関する話題のニュースをまとめてご紹介します。最新情報を求める方は必見です。
ストゥージズの商業的失敗と深刻な薬物依存により、1970年代中盤のイギーはロサンゼルスの精神科施設に自ら入院するほど精神的・肉体的に追い詰められていました。この絶望の淵から彼を救い出したのが、稀代のスターであるデヴィッド・ボウイです。
自身もドラッグ中毒と名声の重圧に苦しんでいたボウイは、イギーの計り知れない才能が埋もれることを惜しみ、彼を連れて西ベルリンへ移住しました。1976年から1977年にかけて、冷戦下の緊迫した空気が漂うベルリンのハンザ・スタジオで行われた共同生活とレコーディングは、ロック史に残る奇跡的なコラボレーションを生み出します。
ボウイの全面プロデュースによって制作されたソロ名盤『The Idiot(ジ・イディオット)』と『Lust for Life(ラスト・フォー・ライフ)』は、いずれも1977年にリリースされました。重厚で冷徹なエレクトロニック・サウンドを取り入れた『The Idiot』は後のポストパンクやゴシック・ロックの礎となり、躍動的なガレージ・ロックに回帰した『Lust for Life』は世界的な大ヒットを記録します。
さらにボウイは、後に自身がメガヒット作『Let's Dance』でカバーすることになる共楽曲「China Girl」の権利関係を通じて、イギーに莫大な印税収入が入るよう手配しました。経済的な困窮から友人を守り、表現者としての誇りを取り戻させたこのエピソードは、音楽界における最も美しい友情の物語として知られています。