我が家はどっち?布基礎とベタ基礎の見分け方と耐震・湿気の決定打
我が家はどっち?布基礎とベタ基礎の見分け方と耐震・湿気の決定打の真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
木造住宅の基礎工法として代表的なのが「布基礎(ぬのきそ)」と「ベタ基礎」の2種類です。両者の最も根本的な違いは、建物の荷重を「線」で支えるか、「面」で支えるかという力学的なアプローチにあります。
布基礎は、柱や壁が乗る主要な部分に沿って「逆T字型」の鉄筋コンクリートを地中に配置する工法です。地中深くへフーチング(底盤)を埋め込むため、鉛直方向(上からの重さ)に対して強い耐荷重性能を持ちます。一方のベタ基礎は、立ち上がり部分だけでなく床下全体に鉄筋入りコンクリート(スラブ)を一体打設し、建物全体の重さを面全体で均等に地盤へ分散させる構造が特徴です。
かつては布基礎が日本の木造住宅の主流でしたが、地盤の不同沈下を防ぎやすく施工の手間が少ない点から、2000年代以降の新築一戸建てではベタ基礎の採用率が約8割以上を占めるようになりました。