日焼け止めと化粧下地の順番はどっち?崩れない重ね方とUv真相

日焼け止めと化粧下地の順番はどっち?崩れない重ね方とUv真相についての最新情報を徹底解説します。

日焼け止めと化粧下地の順番を間違える人が急増している背景には、昨今のベースメイク製品の多機能化がある。「化粧下地に高い紫外線カット効果(SPF50+ / PA++++など)があるから、日焼け止めの上に下地を重ねると過剰ではないか」「先に下地を塗って肌色を明るくしてから、日焼け止めで蓋をしたい」といった消費者の心理的バイアスが、誤った使用法を招いているのだ。

大手化粧品メーカーの研究開発部門が実施した人工皮膚による塗膜検証実験によると、化粧下地の上にジェルタイプの日焼け止めを擦り塗りした場合、下地の皮膜成分が油性成分に巻き込まれ、紫外線防御膜の均一性が約40〜60%損なわれるというデータが報告されている。UVフィルターが斑点状に散乱し、スペック通りの数値を到底発揮できない「防御力の空白地帯」が肌の上に生まれてしまうのだ。

さらに深刻なのが、日中のメイク崩れへの影響だ。化粧下地には、肌表面の皮脂をコントロールするシリカやマイカといった粉体が含まれている。この粉体の上に日焼け止めの水分や油分を後から上乗せすると、パウダーが油分を中途半端に吸い込み、ファンデーションを塗る前から「崩れの種」を仕込む結果になる。その結果、塗布からわずか2〜3時間後にはTゾーンのテカリ、毛穴落ち、ファンデーションの分離現象が引き起こされる。

スキンケアからベースメイクに至る一連の流れにおいて、スキンケアと化粧下地を塗る順番の間に日焼け止めを正しく挟み込むことは、肌老化の主因である光老化(紫外線ダメージ)を防ぎつつ、夕方まで冴えた肌印象を維持するための絶対防衛ラインなのである。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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