猫の20歳は人間でいうと何歳?白寿96歳を生き抜く理由と看取りケア
猫の20歳は人間でいうと何歳?白寿96歳を生き抜く理由と看取りケアについての最新情報をご紹介します。
Q1:20歳の猫が夜鳴きをしたり、部屋を徘徊したりするのは認知症ですか?
A1:認知機能不全症候群(猫の認知症)の可能性が極めて高いといえます。人間の96歳相当である20歳では、脳の神経変性により昼夜逆転、理由のない大きな夜鳴き、狭い隙間に入り込んで後退できなくなる等の症状が頻発します。また、甲状腺機能亢進症や高血圧による頭痛、関節痛が原因で鳴いているケースも多いため、まずはかかりつけ医で基礎疾患の有無を鑑別し、鎮痛薬やサプリメントでの緩和を図るのが賢明です。
Q2:20歳を超えてから急に食欲が増したように見えますが、健康な証拠でしょうか?
A2:決して油断してはいけません。高齢猫が「異常な食欲を見せるのに体重が激減していく」場合、代表的な高齢疾患である「甲状腺機能亢進症」が強く疑われます。甲状腺ホルモンが過剰分泌され、代謝が異常に亢進している状態で、放置すると心臓や腎臓に致命的な過負荷をかけます。「高齢なのに元気いっぱい」と錯覚しやすいため、速やかな血液検査が必要です。
Q3:動物病院へ通院させること自体がストレスに見えます。通院を控えるべきですか?
A3:20歳の超ハイシニア期においては、移動や診察台のストレスが血圧急上昇やショック死を引き起こすリスクがあります。検査数値を追う段階を過ぎている場合は、飼い主だけが病院へ行って薬を受け取る「代理受診」や、自宅で診察・処置を行ってくれる「往診専門の動物病院」への切り替えを強く推奨します。住み慣れた自宅で穏やかに過ごすこと自体が、最大の治療となります。