奄美大島移住は後悔ばかり?失敗理由と島暮らしの過酷な現実を解剖

奄美大島移住は後悔ばかり?失敗理由と島暮らしの過酷な現実を解剖についての真相をご紹介します。

奄美大島で暮らす上で、最初に直面する過酷なハードルが年間を通じて非常に高い湿度です。梅雨時期はもちろん、夏から秋にかけても湿度が80%〜90%を超える日が珍しくありません。換気を怠れば数日で靴やクローゼットの革製品、布団にびっしりと白カビ・青カビが生えるため、除湿機を24時間フル稼働させるなどの徹底したカビ対策が必須です。

さらに、豊かな自然はそのまま害虫や危険生物との隣り合わせを意味します。本州とは比較にならない巨大なムカデやアシダカグモ、ヤモリが室内に侵入するのは日常茶飯事です。何より島民が警戒を怠らないのが猛毒を持つハブの存在です。草むらや夜間の歩行には常に注意が必要で、庭の手入れ一つをとってもハブ対策用の長靴やライトが欠かせません。

加えて、夏から秋にかけて襲来する猛烈な台風の被害と影響も甚大です。最大瞬間風速50メートルを超える暴風によって家屋の損壊や数日間にわたる停電・断水が発生するだけでなく、フェリーの欠航によりスーパーの棚から食料品や日用品が完全に消える事態が頻発します。「自然を愛する」とは、こうした過酷な災害リスクを丸ごと引き受けることと同義なのです。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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