左右で瞳の色が違う謎!オッドアイの医学的真実と人を惹きつける美
左右で瞳の色が違う謎!オッドアイの医学的真実と人を惹きつける美の見逃せないポイントを一挙に解説しました。
私たちが「オッドアイ」と呼ぶ状態の正式な医学的名称は「虹彩異色症(こうさいいしょくしょう)」だ。現代の眼科学において、この発色メカニズムは非常に論理的に説明されている。瞳の色を決定づけているのは、虹彩に含まれるメラニン色素の量と密度の違いにほかならない。
メラニン色素の生成量が多ければ瞳は黒や濃褐色になり、少なければ光の散乱によって青や緑、ヘーゼルに見える。虹彩異色症では、発生段階におけるメラノサイト(色素細胞)の遊走や定着の偏りによって、左右の虹彩で色素の沈着量に極端な不均衡が生じる。日本眼科学会の知見でも示されている通り、この状態の多くは先天的な遺伝要因によるものであり、視力そのものに障害を及ぼすケースはごく稀だ。しかし、時には炎症や外傷、緑内障治療薬の副作用といった後天的な要因で左右差が生じることもある。