胃薬を飲み続ける危険とは?胃酸抑制の罠と正しい安全な減薬法
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こうした国際的なエビデンスの蓄積に対し、公的機関も慎重な舵取りを進めている。厚生労働省および医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、添付文書の改訂を通じて長期投与時の低マグネシウム血症や間質性腎炎の注意喚起を継続的に発信してきた。
医療従事者専用サイトm3.com内の臨床ディスカッションでも、「高齢者への漫然とした長期処方をどう断ち切るか」が連日のように議論の的となっている。漫然投与の多くは、入院時に一時的に処方されたものが退院後も惰性で継続されたり、複数の診療科を受診する中で処方の見直しが後回しにされたりすることで生じる。薬理的な有用性が揺るぎないからこそ、使用期間に対する臨床的な監視の目がこれまでになく厳しく求められている。