鎌倉最古の社・甘縄神明宮へ!源頼朝と北条政子が託した祈りの真相
鎌倉最古の社・甘縄神明宮へ!源頼朝と北条政子が託した祈りの真相を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。
平安末期から鎌倉時代にかけて、この地は幕府を開いた武家勢力にとっても特別な聖域となった。源頼朝をはじめ、妻の北条政子、そして有力御家人である安達盛長らが社殿の再建や修復に尽力した記録が『吾妻鏡』にも鮮明に残されている。とりわけ頼朝と政子は子宝祈願や幕府の武運長久を願い、幾度となく奉幣を行った。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の放送以降、歴史ファンの間で改めて脚光を浴びたこの関係性だが、現在でも配信サービスのNHKオンデマンドなどを通じて当時の緊迫した人間模様を追体験する人々が後を絶たない。政子がどのような面持ちでこの石段を登り、胎内の命や激動の政治情勢に祈りを捧げたのか。急勾配の階段脇に立つ古木に手を触れると、中世の武士たちが抱いた切実な祈りの体温が伝わってくるかのようだ。