名優・平幹二朗さんの急逝から10年――今なお明かされる「最期の真相」と演劇界に残された巨星の衝撃
話題沸騰中の 名優・平幹二朗さんの急逝から10年――今なお明かされる「最期の真相」と演劇界に残された巨星の衝撃について、主要な情報を整理して公開しています。
平幹二朗さんといえば、蜷川幸雄監督の舞台『王女メディア』や『ハムレット』、『マクベス』などで主演を務め、日本の劇壇に金字塔を打ち立てた巨星である。重厚で格調高いセリフ回しと、圧倒的な存在感は他の追随を許さなかった。最晩年になっても表現への欲求が衰えることは決してなかった。
遺作となった『カインとアベル』では、主人公らの祖父である大手企業グループの会長役を演じていた。突然の訃報を受け、代役には急遽、寺尾聰さんが起用されることとなったが、現場には「直前まで平さんがそこに立っていた」という強い気迫と余韻が残されていたという。最期まで「一人の現役俳優」として生き様を貫いた姿勢は、演劇界の語り草となっている。