「なるほどなるほど」は失礼?二重相槌の心理と上司に好印象な敬語術
「なるほどなるほど」は失礼?二重相槌の心理と上司に好印象な敬語術とは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
相手に不快感を与えず、むしろ知的で誠実な印象を残すためには、なるほどなるほどの敬語言い換えパターンを身体に染み込ませておく必要があります。文脈に合わせた3つの黄金パターンを提示します。
1. 相手の意見や指摘に同意する場合:「おっしゃる通りです」
上司や取引先の提案・指摘に対して同意を示す際は、おっしゃる通りですの使い方をマスターするのが最も効果的です。「言う」の尊敬語である「おっしゃる」を用いることで、相手を立てながら完璧な賛同を示せます。
【実践例】
❌「なるほどなるほど、そのやり方のほうが効率的ですね」
⭕「おっしゃる通りです。ご指摘の進め方のほうが確実に工数を削減できます」
2. 業務上の指示や依頼を理解・受諾する場合:「承知いたしました」
指示や連絡事項を理解したことを伝える際は、承知いたしましたへの言い換えが鉄則です。「了解しました」も同僚間では使われますが、目上の人には謙譲語である「承知いたしました」あるいは「かしこまりました」を用います。
【実践例】
❌「なるほどなるほど、来週月曜までに提出ですね」
⭕「承知いたしました。来週月曜日の午前中までに作成し、ご提出いたします」
3. 新しい情報や相手の状況を受け止める場合:「左様でございますか」
「そうなんですね」「知らなかった」というニュアンスを品格高く表現したいときは、左様でございますの敬語表現が極めてスマートです。文脈に応じて「左様でございましたか」と過去形にすることで、相手の苦労や経緯に寄り添うトーンを演出できます。
【実践例】
❌「なるほどなるほど、それでスケジュールが遅れていたんですね」
⭕「左様でございましたか。先方の確認に時間がかかっていたのですね」