未然形とは?見分け方と連用形との違い・活用パターン完全攻略
未然形とは?見分け方と連用形との違い・活用パターン完全攻略の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
未然形(みぜんけい)とは、国語の文法における動詞・形容詞・形容動詞の活用形の一つです。漢字の通り「いまだ然(しか)らず」、すなわち「動作や状態がまだ実現していない」段階を指します。
「本を読む」という動作を例に挙げると、まだ読んでいない否定を表すときは「読ま(ない)」、これから読もうとする意志・勧誘を表すときは「読も(う)」と変化します。この「読ま」「読も」の部分が未然形です。動作が完了しておらず、事態が確定していない文脈で用いられる点が根幹の性質です。
日常の文章やテスト問題で未然形を素早く特定したい場合、最も確実な見分け方は直後に「ない」または「う(よう)」を付けて語尾の変化を確認することです。
例えば、「走る」という動詞であれば「走ら+ない」となるため、「走ら」が未然形です。「食べる」であれば「食べ+ない」となり、「食べ」が未然形に該当します。この2つの言葉を添える判別法を身につけるだけで、日常的な動詞活用の識別は格段に容易になります。