お清め塩の正しい使い方と振る順番|葬儀後・玄関の作法を徹底解説
お清め塩の正しい使い方と振る順番|葬儀後・玄関の作法を徹底解説の見逃せないポイントを一挙に解説しました。
会葬礼状に同封されているお清めの塩は、非日常の場から日常の生活空間へ戻る際、死のケガレ(気枯れ)を祓うための神道由来の儀礼です。葬儀におけるお清め塩の使い方として、身体のどこにかけるのか、その順番には明確な意味付けがなされています。
お清め塩の身体の振り方における基本ステップは以下の通りです。
1. 手を清める(手水に見立てる)
まず少量の塩をつまみ、指先と手のひらに擦り合わせるようにして両手を清めます。
2. 胸元にかける(第一の関門)
心臓や感情が宿るとされる「胸」に向かって塩をひとつまみ軽く振ります。
3. 背中や肩にかける(邪気が憑きやすい部位)
続いて、視界の届かない「背中」や「肩」に向かって塩を振りかけます。背中は無防備であり、外からの邪気を受けやすい場所とされています。同行者がいる場合は、お互いに背中へ塩をかけ合うのが丁寧な所作です。
4. 足元にかける(足元を払う)
最後に、地面を踏みしめて邪気を運んできた「足元」や靴の上に向かって塩を振ります。
5. 塩を踏んで家に入る
足元に落ちた塩を靴底で軽く踏みしめることで、外から持ち帰った穢れを完全に断ち切り、家の中へ進みます。
お清め塩を振る順番は「上から下へ(胸→背中・肩→足元)」と流すのが鉄則です。邪気を上から下へと払い落とすイメージを持つと、迷わずスムーズに所作を行えます。