オーニングとは?後悔する理由とシェードとの違い・費用相場を徹底解説

オーニングとは?後悔する理由とシェードとの違い・費用相場を徹底解説について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

オーニングの導入で最も誤解されやすいのが、「風と雨に対する許容限界」です。屋根代わりに年中出しっぱなしにできる固定庇(ひさし)とは根本的に異なることを認識しなければなりません。

強風に対する基準として、主要メーカーの耐風圧性能は風速10〜15m/s未満に設定されています。風速10m/sとは「樹木全体が揺れ、傘をさして歩くのが困難になる」程度の強さです。日本の気候下では、台風の接近時はもちろん、春一番や夏場の急な雷雨・突風の前兆を感じた段階で速やかに巻き取らなければアームが変形・破断します。風力センサー付き電動モデルの導入が強く推奨されるのは、この巻き取り判断を人間の感覚だけに頼ると限界があるためです。

また、雨よけとしての防水性能についても注意が必要です。オーニングの布地にはフッ素樹脂コーティングなどの撥水・防水処理が施されており、通常の小雨程度であればしっかり弾きます。しかし、傾斜角度(勾配)が浅い状態で張り出していると、布地の中央に雨水がプール状に溜まる「水たまり現象」が発生します。溜まった水の重みでフレームが折れ曲がる危険があるため、メーカー側は勾配角度を15度〜20度以上確保することを厳格に使用規定として定めています。集中豪雨や長雨の予報が出ている場合は、雨よけとして酷使せず、速やかに巻き取ることが本体寿命を伸ばす秘訣です。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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