Nt-proBNPとは?基準値超えの原因と心不全のサインを徹底解説

Nt-proBNPとは?基準値超えの原因と心不全のサインを徹底解説について徹底解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

NT-proBNP(ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント)とは、心臓(特に心室)に過度な負担や拡張ストレスがかかった際に分泌されるホルモン由来のタンパク質です。心臓が血液を全身へ送り出すポンプ機能に無理が生じると、心筋細胞が引き伸ばされ、その防御反応としてプロホルモン「proBNP」が作られます。これが血中で分解され、生理活性を持つ「BNP」と、代謝産物である「NT-proBNP」に分かれて血中に放出されます。

一般的な血液検査 心臓マーカーのなかで、急性の心筋破壊を捉えるトロポニンなどの心筋梗塞 血液検査とは異なり、NT-proBNPは「心臓が慢性的にどれだけ疲弊しているか」「ポンプ機能の負担度合い」を定量化できる点が最大の特徴です。心臓病は初期の段階では自覚症状がほとんど現れないケースが多く、気づかないうちに病状が進行するリスクを孕んでいます。そうした「隠れ心機能不全」を採血一本で早期発見できるスクリーニング装置として、人間ドックのオプション検査や生活習慣病管理の現場で急速に定着しました。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest