徳島・霊山寺で始める四国お遍路完全ガイド!用品準備と参拝作法

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霊山寺の起源は奈良時代、聖武天皇の勅願によって行基菩薩が開基したと伝えられています。寺伝によると、弘仁6年(815年)に弘法大師空海がこの地を訪れ、21日間の修行を行いました。その際、釈迦如来がインドの霊鷲山(りょうじゅせん)で説法する姿を感得し、天竺(インド)の霊山を日本に移すという意味を込めて「竺和山(じくわさん)一乗院 霊山寺」と名付けたとされています。

大師は自ら釈迦如来像を刻んで本尊とし、四国八十八ヶ所の第1番札所と定めて霊場の出発点としました。その後、戦国時代の兵火によって多くの堂宇が焼失したものの、江戸時代に徳島藩主・蜂須賀家の庇護を受けて再建を果たしました。

境内の中心的な見どころには以下が挙げられます。

  • 多宝塔(応永年間の面影を伝える名建築):境内奥に佇む多宝塔は、室町時代の様式を色濃く残す格調高い木造建築です。内部には五智如来(ごちにょらい)像が安置されており、厳かな雰囲気を漂わせています。
  • 仁王門(発願門):県道沿いに堂々と建つ重層の楼門。左右には金剛力士像が安置され、旅立つ巡礼者の安全を見守ります。門をくぐることで俗世から聖域へと入る象徴的な境界となっています。
  • 放生池と錦鯉の庭園:本堂へ続く参道脇には見事な日本庭園と放生池が広がり、色鮮やかな錦鯉が泳いでいます。清らかな水と緑が巡礼前の緊張感を和らげてくれます。
  • 縁結び観音:男女の縁だけでなく、健康、仕事、旅の良縁を結ぶ観音菩薩として広く親しまれています。
鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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