新潟駅リニューアルで街は激変!Cocoloと新ターミナルの真価
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昭和から平成にかけての新潟駅を記憶している人にとって、現在の駅構内はまさに別世界といえる。かつて万代口と南口を行き来するには、薄暗く狭い地下連絡通路を歩くか、入場券を購入して改札内を経由するしかなかった。ベビーカーを押す保護者や車いす利用者、自転車通勤の市民にとって、高低差のある連絡通路は長年、過酷なバリアとして立ちはだかっていた。
「昔は万代口でバスを降りて南口の予備校やオフィスへ向かうだけでも一苦労でした。階段の昇り降りが日常のストレスでしたが、今は高架下を歩行者がフラットに通り抜けられる。駅そのものが街の巨大な広場になった感覚です」——これは現地取材時に、駅周辺で長年自営業を営む60代男性が口にした偽らざる実感だ。
新潟市とJR東日本が主導した連続立体交差事業によって、駅周辺に存在した合計8箇所の踏切が全廃。これにより、朝夕のラッシュ時に頻発していた深刻な交通渋滞が解消されただけでなく、救急車両の横断遅延リスクも大幅に低減された。街を二分していた「鉄のレール」が地上から消え去り、高架下に都市機能が凝縮されたことで、新潟駅は単なる通過点から「都市のコア(核)」へと根本的な再定義を果たしたのである。