テキ屋の年収は本当に1000万?屋台の儲かる仕組みと実態を暴露
テキ屋の年収は本当に1000万?屋台の儲かる仕組みと実態を暴露の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。
露店商にとって、最大の支出項目となるのが「出店料(かつてショバ代と呼ばれた場所代)」です。出店料の相場は、開催地の集客力や立地条件によって天地ほどの差が生じます。地方の小さな神社祭礼であれば1日あたり3,000円〜1万円程度で済む場合もありますが、全国的に有名な大規模イベントでは桁が跳ね上がります。
例えば、動員数が数十万人規模に達する有名神社の初詣や大規模花火大会では、わずか1コマ(幅2間=約3.6m程度)を確保するために、数日間の会期で20万〜50万円以上の出店料が設定されることも珍しくありません。さらに、電気工事代、水道使用料、ゴミ処理負担金、共同警備費用などが別途上乗せされるため、店を開ける前に数十万円の現金を支払う必要があります。
大規模イベントにおけるテキ屋の売上データを見ると、初詣の特等地に出店した人気粉もの屋台では、元旦の1日だけで売上相場が80万〜120万円に達する例が報告されています。1杯600円の焼きそばであれば、1日1500食以上を焼き続ける計算です。しかし、そこから原材料費、高額な出店料、手伝いのアルバイト代(日給1万5000円〜2万円×数名)を差し引くと、オーナーの手元に残る営業利益は20万〜30万円前後に落ち着きます。1日数十万円の利益は驚異的ですが、この水準で稼げる日は年間に指折り数えるほどしかありません。