終末時計は茶番でくだらない?批判が相次ぐ理由と最新残り時間の真実
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そもそも、この時計の針は一体誰がどのような権限で動かしているのでしょうか。終末時計を管理・運営しているのは、アメリカ・シカゴを拠点とする非営利団体「原子力科学者会報(Bulletin of the Atomic Scientists)」です。
この団体は、第二次世界大戦中に原爆開発プロジェクト「マンハッタン計画」に携わった物理学者アルベルト・アインシュタインやJ・ロバート・オッペンハイマーらによって1945年に創設されました。現在、終末時計の時刻を決定しているのは、同団体の「科学・安全保障委員会」に所属する物理学者、気候学者、軍事アナリスト、国際安全保障の専門家たちです。諮問機関には多数のノーベル賞受賞者も名を連ねています。
決定プロセスとしては、毎年11月頃に専門家たちが非公開の会合を開き、世界の地政学リスク、核軍縮の進捗、二酸化炭素排出量、新興テクノロジーの動向などを総合的に議論したうえで、翌年1月の発表時刻を決定します。権威ある学者たちが集まっているものの、「密室での協議によって主観的に決められる」という不透明さが、外部からの疑念を招く温床となっています。