日産エンジンミュージアムの全貌!無料の真相とGt-R名機を徹底解剖
今注目を集めている 日産エンジンミュージアムの全貌!無料の真相とGt-R名機を徹底解剖について、多角的な視点を整理して公開しています。
館内に足を踏み入れると、ガラス越しではなく、目の前数十センチの距離で整然と配置された金属の塊たちが静かに放つ圧倒的な存在感に息を呑みます。展示エリアは、日産の黎明期を支えた戦前・戦後のクラシック期、高度経済成長期の技術革新、世界を制覇したモータースポーツ黄金期、そして環境と高性能を両立させた現代期へと体系的に構成されています。
来館者の視線をもっとも集めるのが、第二世代スカイラインGT-R(R32・R33・R34)に搭載され、グループAレース29連勝という金字塔を打ち立てた直列6気筒ツインターボ「RB26DETT」です。補機類やタービン配管の細部に至るまで完璧にレストアされた状態のユニットは、無駄を削ぎ落とした機能美を放ち、当時の開発陣が注ぎ込んだ執念を生々しく伝えています。さらに、現行型NISSAN GT-R(R35)に搭載される専用ユニット「VR38DETT」も並列展示されており、クリーンルームで「匠(TAKUMI)」と呼ばれる限られた熟練職人だけが手作業で組み上げる最高峰V6エンジンの精緻な構造を比較観察できます。
見どころはGT-R関連にとどまりません。1935年に製造された排気量722ccのダットサン14型エンジン「7型」をはじめ、初代フェアレディZ(S30型)に搭載された直列6気筒の名機「L20型」、シルビアを筆頭に走り屋文化を牽引した「SR20DET」、さらにはル・マン24時間レース参戦車に搭載されたV型8気筒ツインターボ「VRH35Z」といった純レーシングユニットまで網羅されています。エンジン単体での展示だからこそ、吸排気レイアウトやクランクケースの設計思想など、車体に乗っている状態では決して見ることができない内部構造の妙を存分に堪能できるのが最大の醍醐味です。