上の血圧は正常で下だけ高い原因とは?放置の危険と下げる改善策
上の血圧は正常で下だけ高い原因とは?放置の危険と下げる改善策とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
WEB上のコミュニティやQ&Aサイト、SNSなどを調査すると、下が高い血圧に悩むリアルな声が多数寄せられています。
「会社の健診で上が118、下が94と出て『要再検査』になった。上が120を切っているのになぜ病院へ行かなければならないのか納得がいかない」(30代後半・IT企業勤務男性)
「昔から下が88〜92あたりを行き来している。体調には何の不調もないため何年もスルーしていたが、最近同僚が心疾患で倒れて急に不安になった」(40代前半・営業職男性)
このように、数値の見た目から「軽度」と自己判断し、受診を先延ばしにしているケースが目立ちます。しかし、循環器内科を専門とする臨床医らは一様に警鐘を鳴らしています。
現場の医師によると、「健診で拡張期だけ高いと指摘されて来院する働き盛りの患者さんの多くは、激務、慢性的な睡眠不足、毎晩の晩酌という3大要素を抱えている」といいます。診察室で詳しく問診を行うと、日中の強いストレスによって血管が休まる暇がない生活実態が浮き彫りになることが多く、初期段階で生活習慣の是正に踏み切れるかどうかが将来の血管年齢を大きく左右します。