そのめまいは脳障害?眼振動画で見分ける危険なサインを専門医が徹底解説

そのめまいは脳障害?眼振動画で見分ける危険なサインを専門医が徹底解説の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

めまい疾患の中で最も遭遇する頻度が高い良性発作性頭位めまい症(BPPV)では、眼振に極めて特異なパターンが現れる。寝返りを打つ、あるいは見上げる動作など頭の位置を変えた数秒後に、目がぐるぐると回転するように揺れ始めるが、じっと動かずにいると数十秒のうちに自然と揺れが収まっていくのが特徴的だ。また、激しいめまいを引き起こす前庭神経炎においては、病変と反対側に向かって水平方向に目が激しくブレ続ける挙動が持続する。

だが、最も警戒しなければならないのは脳梗塞や脳出血、脳腫瘍に起因する中枢性眼振である。これは耳由来のめまいとは完全に異質な動きを見せる。頭の位置に関係なく目線を変えただけで揺れの方向が逆転したり、視線を下に向けたまま目が垂直方向にピクピクと跳ね上がったりするのだ。さらに、何かを凝視させても揺れが弱まるどころか逆に激しくなるケースすらある。そのうち治るだろうという安易な自己判断は、命に関わるサインを見失う最悪のシナリオを引き起こしかねない。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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