嵐『Sugar』歌詞の切ない真相とは?伝説の歌割りとファルセットを徹底解説
嵐『Sugar』歌詞の切ない真相とは?伝説の歌割りとファルセットを徹底解説の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。
なかでもリスナーの聴覚を決定的に捉えるのが、嵐 Sugar 二宮和也 高音と、嵐 Sugar 相葉雅紀 ソロパートの2大インパクトです。
楽曲の随所にインサートされる嵐 Sugar ファルセット(裏声)は、主に二宮和也が担っています。イントロの立ち上がりからサビ裏のオブリガート、そしてラスサビに向けて駆け上がるハイトーンフェイクに至るまで、二宮の放つファルセットは単なる技術的な高音歌唱にとどまりません。どこか泣いているかのような、切迫した息の混ざり方をする彼のファルセットは、主人公の「理性が崩壊していく瞬間」を音響的に表現しています。彼特有の憂いを帯びた声色は、恋の深みにハマり抜け出せない主人公の無力感そのものを具現化していると言えるでしょう。
一方、Aメロで突如訪れる相葉雅紀のソロパート「月明かり 君は素敵に纏って / 悔しいくらい上手な 微笑みにまた囚われる」は、多くのファンに衝撃を与えました。相葉の声は、ややハスキーで倍音と呼気成分が多く含まれる特性を持っています。力強さではなく「脆さ」を感じさせるそのボーカルアプローチが、夜の静寂のなかで相手の美しさに眩惑される情景を生々しく描き出します。華やかさと儚さが同居する相葉のソロから、大野・櫻井・松本へとパスが渡されていく構成は、聴き手の感情を否応なく揺さぶる見事な采配です。