靖国神社に祀られている有名人は誰?坂本龍馬がいて西郷隆盛がいない真相

靖国神社に祀られている有名人は誰?坂本龍馬がいて西郷隆盛がいない真相とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

昭和期の戦争に関しても、著名な軍司令官から下士官・兵卒まで数多くの軍人が合祀されています。連合艦隊司令長官として真珠湾攻撃を指揮し、ブーゲンビル島上空で戦死した山本五十六元帥をはじめ、数多くの著名将官が名を連ねています。

一方で、戦後最大の論争となっているのが「A級戦犯の合祀」です。

昭和53年(1978年)10月、極東国際軍事裁判(東京裁判)においてA級戦犯として処刑された元首相の東條英機や広田弘毅、松井石根ら14名が「昭和殉難者」として靖国神社に秘密裏に合祀されました。この事実が翌年春に報道されると、国内外で激しい議論が巻き起こることになります。

【歴代天皇の親拝停止と富田メモ】
昭和天皇は戦後も8回にわたり靖国神社へ親拝(天皇自ら参拝すること)を行っていましたが、昭和50年(1975年)を最後に参拝を取りやめました。後に発見された元宮内庁長官の「富田メモ」などにより、昭和天皇がA級戦犯の合祀に対して強い不快感を示し、親拝を中止された経緯が判明しています。現在に至るまで、今上天皇を含め天皇の親拝は行われていません。

この問題を解消するため、A級戦犯を神社から切り離す「分祀(ぶんし)」が政治側から度々提案されてきました。しかし、靖国神社側は「神道において一度招魂して合一された神霊を、特定の人物だけ取り出して切り離すことは教義上不可能である」との立場を一貫して崩していません。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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