コンタクトとメガネの度数はなぜ違う?同じ度数の危険性と換算の真相

コンタクトとメガネの度数はなぜ違う?同じ度数の危険性と換算の真相の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

「手元にメガネの新しい処方箋があるから、これを使ってネットでコンタクトレンズを注文したい」という相談が頻繁に見受けられます。法律および医学上のルールから言えば、メガネの処方箋でコンタクトは買えるかという問いの答えは「絶対に買えない」となります。

その背景を浮き彫りにするのが、眼科での視力検査と処方箋の違いです。まず、用紙に記載されている処方パラメーターの項目そのものが根本から異なります。

メガネの処方箋には「屈折度数(SPH・CYL・AX)」と「瞳(瞳孔)と瞳の間の距離を示すPD(瞳孔間距離)」が記載されます。メガネはレンズを顔のどの位置に配置するかが重要だからです。これに対してコンタクトレンズの指示書(処方箋)には、度数に加えて以下の必須項目が並びます。

  • BC(ベースカーブ):眼球の曲がり具合(角膜曲率半径)に合わせるカーブ数値(8.3〜9.0mmなど)。合わなければレンズが外れたり、角膜を過剰に締め付けて血流を止めたりします。
  • DIA(レンズ直径):レンズの全体の大きさ。黒目全体を適切に覆うサイズを指定します。
  • 製品名および製造販売業者名:コンタクトレンズは素材の含水率、酸素透過率(Dk/t値)、エッジ加工がメーカーごとに全く異なります。そのため「特定の商品名」まで指定して処方されます。

眼科医が行う検査プロセスも一線を画します。メガネの検査が「自覚的・他覚的屈折検査と視角の見え方」で完結するのに対し、コンタクトレンズの診察では角膜内皮細胞の密度測定、ドライアイの有無、涙の膜の破壊時間(BUT値)、角膜上のフィッティング状態(レンズが適切な動きをして角膜に酸素を送れているか)の検査が不可欠です。メガネの処方箋には、眼球という精密な臓器に直接シリコーンハイドロゲルなどの異物を密着させるための安全情報が1文字も含まれていないのです。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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