「Ldlは高くても問題ない」は嘘?放置の危険性と薬が必要な人の違い
「Ldlは高くても問題ない」は嘘?放置の危険性と薬が必要な人の違いについて知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。
数値の改善を目指すにあたり、食事療法の基本は「コレステロールの多い食品をゼロにする」ことだけではありません。体内にあるコレステロールの約7〜8割は肝臓で合成されており、食事から直接吸収されるのは2〜3割程度に過ぎないためです。
最も優先すべきは、肝臓でのコレステロール合成を刺激する「飽和脂肪酸(脂身の多い肉、バター、ラード、生クリーム、スナック菓子)」の摂取を減らすことです。そして、体外への脂質排出を促す水溶性食物繊維(海藻類、オクラ、納豆、大麦)や、青魚に豊富に含まれるEPA・DHAを積極的に取り入れるサイクルを整えます。
もし健康診断で「要再検査」「要精密検査」の判定が出たら、まずは循環器内科やかかりつけの内科を受診してください。血液再検査だけでなく、首の血管を調べる「頸動脈エコー検査」を受けることで、実際に血管壁が分厚くなっているか(プラークがあるか)をわずか10分程度で可視化できます。自分の血管のリアルな実態を把握することが、最適な治療方針を決める確かな一歩となります。