進撃の巨人エレン闇堕ちの理由と結末の真相|主人公が選んだ自由の代償

進撃の巨人エレン闇堕ちの理由と結末の真相|主人公が選んだ自由の代償を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

本作の連載およびアニメ放映時、読者の間で凄まじい衝撃をもって受け止められたのが、物語後半における「実質的な主人公交代」の演出でした。単行本第23巻、アニメで言えば「The Final Season」の幕開けとなったマーレ編。そこでは突如として敵国マーレの戦士候補生であるファルコ・グライスやライナー・ブラウンの視点へと語り手がシフトし、エレンは長い間姿を隠しました。

当時、ネット掲示板やSNSでは「進撃の巨人 主人公 交代したのか?」「エレンが完全に敵軍の不気味な怪異として描かれている」と困惑の声が溢れかえりました。主人公でありながら読者の感情移入を拒絶し、感情の読めない冷徹な侵略者として再登場したレベリオ強襲劇。ファンからは「少年漫画の主人公として一線を越えすぎている」「もはや救いようがない」という痛烈な批判と、「これほど不気味で恐ろしい元主人公は見たことがない」という絶賛が入り乱れました。

声優の梶裕貴氏が各種特番インタビューで「エレンの心境を追体験することが精神的に限界に達するほど苦しかった」と吐露した通り、主人公自身が自らの主観を捨て、客観的な“世界の脅威”へと成り代わっていく構成は、読者に凄まじい緊張感と現実の戦争を想起させる生々しい居心地の悪さを突きつけました。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest