Vtuber撮影風景の裏側を暴く!超巨大3Dスタジオから自宅配信の真相まで
Vtuber撮影風景の裏側を暴く!超巨大3Dスタジオから自宅配信の真相までの見逃せないポイントを一挙に解説しました。
「VTuberの撮影風景」と一口に言っても、その実態は「2Dフェイストラッキングによる日常配信」と「全身を使った3Dモーションキャプチャー収録」で全く異なります。画面上では同じようにキャラクターが喋っているように見えても、現実世界の収録スペースには天と地ほどのギャップが存在します。
日常的な雑談やゲーム実況の大半を占める自宅配信では、演者は一般的なPCデスクの前に座り、デスク上に設置したウェブカメラやiPhoneに向かって話しかけています。ここで活躍しているのが、顔の輪郭や眉、瞳、口角の動きをミリ単位で捉えるフェイストラッキングの仕組みです。特にiPhoneに搭載されている「TrueDepthカメラ(Face ID用センサー)」は、赤外線ドットを顔面に照射して立体構造を読み取るため、個人配信者の標準機材として定着しています。演者は普段着のまま、マイクの前で喋るだけでアバターの表情を自然に動かすことができます。
これに対して、公式の音楽ライブやバラエティ企画で行われる3D収録は、完全にプロフェッショナルの映画制作現場そのものです。演者は体に密着する専用スーツを着込み、四方を数十台の特殊カメラに囲まれた広大なスタジオフロアの中央に立ちます。何もない無機質な空間の中で、ヘッドセットから流れる指示を受けながら激しいダンスや演技を繰り広げるのが、3D撮影現場の日常です。