マリオの帽子に秘めた開発秘話とMの真相!Usj価格や手作り法まで徹底解説
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マリオのビジュアルを決定づけたのは、1981年に稼働したアーケードゲーム『ドンキーコング』の開発現場でした。生みの親である任天堂の宮本茂氏が直面したのは、当時のアーケード基板が持つ「16×16ドット」という極めて限られた画面解像度の制約です。
限られたピクセル数の中でキャラクターがジャンプしたり走ったりする際、髪の毛の揺れをリアルに描画・アニメーションさせることは技術的に極めて困難でした。そこで宮本氏は「帽子を被せれば髪を描く必要がなく、激しく動いても違和感が生じない」という画期的なアイデアを採用したのです。同時に、顔の凹凸を表現するために大きな鼻とヒゲが描き加えられ、現在のマリオの原型が完成しました。
では、トレードマークである「M」マークはいつから刻まれたのでしょうか。実は初期の『ドンキーコング』やファミコン版『マリオブラザーズ』の頃は、ドット数の都合上、帽子の前面にマークを描き込む余裕はありませんでした。白い円の中に赤い文字で「M」が明確にデザインされたのは、スーパーファミコン用ソフト『スーパーマリオワールド』(1990年)の公式イラストや、ハードの表現力が飛躍的に向上した1990年代以降のことです。ゲームグラフィックの進化とともに、無地のキャップから世界最高峰のブランドアイコンへと昇華していきました。