運動前の静止ストレッチはNg?動的ストレッチで怪我を防ぐ新常識
運動前の静止ストレッチはNg?動的ストレッチで怪我を防ぐ新常識の背景について、最新情報を基に徹底解説します。
競技パフォーマンスを追求する現場では、種目特有の動きを模した動的ストレッチが取り入れられています。
サッカーにおける動的アプローチ:
前後左右への急激なステップやキック動作が多いサッカーでは、股関節の回旋運動が重視されます。歩きながら膝を外側から内側へ、内側から外側へと大きく回す「レッグオープナー/クローザー」や、ブラジル体操に代表されるリズミカルなステップワークを取り入れることで、股関節周りのインナーマッスルを活性化させ、キックの飛距離向上や肉離れの予防に貢献します。
陸上競技における動的アプローチ:
スプリントやランニングでは、股関節の屈曲・伸展の連動が不可欠です。歩行しながら足を真っ直ぐ前に振り上げて反対の手でつま先に触れる「ストレートレッグキック」や、スキップを交えながらリズミカルに膝を高く引き上げるドリルを行うことで、ハムストリングスの伸張反射を高め、ストライドの伸長とピッチの向上を同時に引き出します。