小さい羽アリの正体は?シロアリ・黒アリ・危険な虫の見分け方と駆除法
小さい羽アリの正体は?シロアリ・黒アリ・危険な虫の見分け方と駆除法とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。
室内で突如として数十匹〜数百匹の羽アリが群がる現象は、専門用語で「群飛(スウォーム)」と呼ばれます。巣の中で一定の密度に達したコロニーから、新たな女王と王が巣立ち、交尾して新天地へ移動するための行動です。
大量発生のメカニズムと侵入ルートは大きく分けて2パターン存在します。
1. 屋内(床下・壁内・柱)から湧き出ているケース
幅木(はばき)の隙間、柱の割れ目、浴室のタイルの目地、畳の縁などから次々と這い出してきている場合、すでに建物の構造材内部に巨大な巣が作られているサインです。特に「4月中旬〜5月の雨上がりの晴れた日(気温20℃以上)」の昼前後にヤマトシロアリが一斉に飛び立ちます。この場合、飛んでいる虫をいくら駆除しても、床下には数万匹の働きアリが残っています。
2. 屋外から窓や換気扇を通じて飛来・侵入しているケース
夕方以降に明かりに誘われて網戸に集まり、隙間から侵入してくるのは「イエシロアリ」や「各種クロアリ」「キノコバエ」に多いパターンです。特に微小なキノコバエやアリガタバチは、一般的な網戸(18メッシュ:網目約1.15mm)を容易にすり抜けてしまいます。
また、室内に置いている観葉植物の土に有機肥料や湿気が含まれていると、キノコバエ類の温床となり、室内で世代交代を繰り返して大量発生する原因になります。