普通貨物の最高速度は高速100キロ?法改正の真相とナンバーの罠

普通貨物の最高速度は高速100キロ?法改正の真相とナンバーの罠の真相について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

ドライバーや事業者の間で最も頻繁に発生する混乱が、ナンバープレートの分類番号(1ナンバー・4ナンバー)と最高速度の関係です。ネット上では「1ナンバーは普通貨物だから高速道路は80キロ制限」「4ナンバーだけが100キロ出せる」といった誤った情報が散見されますが、これは明確な誤認です。

この誤解の背景には、「道路運送車両法(ナンバープレートを交付する法律)」と「道路交通法(道路を走行するルールを定める法律)」という2つの異なる法体系のズレが存在します。

道路運送車両法において、小型貨物車(4ナンバー)の枠(全長4.7m以下・全幅1.7m以下・全高2.0m以下・排気量2,000cc以下)を一つでも超えると、普通貨物車(1ナンバー)に分類されます。例えば、大型バンであるハイエースのワイドボディや、トヨタ・ランドクルーザーを貨物登録した車両は「1ナンバー」となります。

しかし、道路交通法が最高速度を分ける基準は「車両の寸法」ではなく、あくまで「車両総重量」と「最大積載量」です。1ナンバーであっても車両総重量が3.5トン未満であれば、道交法上は「普通自動車」として扱われます。したがって、1ナンバー 4ナンバー 最高速度 違いという観点において、総重量3.5トン未満である限り、どちらも高速道路の最高速度は時速100キロで完全に一致します。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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