仕切弁とは?構造や玉形弁・ボール弁との違い・流量調整Ngの理由を解説

仕切弁とは?構造や玉形弁・ボール弁との違い・流量調整Ngの理由を解説について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をご覧ください。

仕切弁の主な用途は、頻繁な開閉操作を必要とせず、通常時は「全開」のまま流体を流し続け、メンテナンス時や緊急時に「全閉」にしてラインを遮断する主管・元弁ラインです。

具体的には、水道本管やビル給水設備の受水槽廻り、プラントのプロセス流体遮断ライン、消火水配管のメインバルブ、農業用水路の分流弁などが該当します。これらの用途では、常時流れる流体に対して抵抗を与えず、送水効率を落とさない仕切弁の特性が最大限に活かされます。

【プロの結論】採用すべき現場・慎重になるべき現場の判断基準

配管設計や機器更新にあたり、仕切弁を選択すべきか否かの判断基準は以下の通りです。

  • 仕切弁を積極的に採用すべき条件:
    • 大口径配管(おおむね100A以上)で、流路抵抗を極限まで抑えたいライン
    • 配管の日常的な開閉頻度が極めて低く、年数回の保守時のみ操作する基幹配管
    • 双方向から流体が流れる可能性のあるループ配管網
    • コストを抑えつつ確実な流路遮断を行いたい中・大口径の給水・排水設備
  • 仕切弁の採用を避けるべき(慎重になるべき)条件:
    • 少しでも流量を絞ったり調整したりする目的があるライン(玉形弁・制御弁を選定)
    • 日常的に頻繁な開閉作業が発生するライン(操作性に優れるボール弁・バタフライ弁を選定)
    • 天井裏や狭隘スペースで、上方向のクリアランスが確保できない配管ルート
    • 高粘度流体やスラリー(砂利・固形物混じりの流体)で、下部の弁座溝に堆積物が詰まりやすい環境(ソフトシール仕切弁やダイヤフラム弁を選定)
山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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