京都・三十三間堂の1001体千手観音像!見どころと歴史の真相

京都・三十三間堂の1001体千手観音像!見どころと歴史の真相にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

三十三間堂の魅力は千手観音像だけにとどまりません。千手観音群の最前列および両端に配置された国宝 風神雷神像および「二十八部衆立像」は、日本彫刻史上の最高傑作として世界中から絶賛されています。

堂内の両端に配された風神・雷神像は、風袋を担いで疾走する風神と、連太鼓を打ち鳴らす雷神の筋肉美、躍動感あふれる表情が写実的に表現されています。教科書や美術書で馴染み深い俵屋宗達の屏風画『風神雷神図屏風』も、この三十三間堂の立体彫刻から強いインスピレーションを受けて描かれたことは有名です。

千手観音を守護する「二十八部衆」は、古代インド神話に起源を持つ神々が仏教に取り入れられた守護神たちです。武神である「那羅延堅固王(ならえんけんごおう)」の筋骨隆々とした造形や、痩骨と老境の深みを湛えた「婆藪仙人(ばすせんにん)」の緻密な写実表現は、寄木造と玉眼(水晶をはめ込む技法)を極めた鎌倉彫刻ならではの迫真のリアリティを放っています。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest