ハンプティ・ダンプティの真実!童謡に隠された衝撃の正体と裏歴史
ハンプティ・ダンプティの真実!童謡に隠された衝撃の正体と裏歴史を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。
そもそも伝承童話集マザー・グースに収められたこの短い唄は、素朴な言葉遊びではない。もっと生臭く、政治的な匂いが立ち込める謎解き歌だった。
最も有力視されているのが、17世紀の清教徒革命におけるコルチェスター包囲戦にまつわる説だ。要塞の教会壁に据え付けられた巨大な王党派の大砲。それこそが「彼」だったという解釈である。議会派軍の激しい砲撃によって城壁は崩壊し、大砲は瓦礫の底へ転落した。いくら屈強な王の騎兵隊や歩兵たちが駆けつけたところで、数トンの鉄塊を元の場所へ引き上げる手立ては残されていなかった。
あるいは、残虐な振る舞いで王座から滑り落ちたリチャード3世を皮肉った政治風刺劇の残滓とも囁かれる。どちらの説を取るにせよ、転落したのは無邪気な卵などではない。権力の暴走と、戦争がもたらした破壊の象徴だったのだ。