ウーパールーパー唐揚げの味と実態|違法性の噂や提供店を徹底取材
ウーパールーパー唐揚げの味と実態|違法性の噂や提供店を徹底取材にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。
現代の日本人にとっては奇抜なゲテモノ料理に映るかもしれませんが、視点を過去に向けると、ウーパールーパーを食用として重宝してきた長い食用の歴史が浮かび上がります。
原産国メキシコでは、14〜16世紀のアステカ文明の時代から、ソチミルコ湖周辺の先住民族によって極めて貴重なタンパク源、さらには滋養強壮をもたらす高級食材として珍重されていました。タマーレス(トウモロコシの粉で包んで蒸した伝統料理)の具材や煮込み料理として皇帝や貴族に献上されていた記録も現存しています。
日本において食用としての活路が模索されたのは、1980年代半ばのことです。テレビCMをきっかけに空前のウーパールーパーブームが巻き起こった後、ペットとしての需要が一段落した段階で、静岡県や新潟県などの先駆的な淡水魚養殖業者が「新たな食用資源」として品種改良と養殖研究に着手しました。清涼な地下水を用いて無菌に近い環境で育て上げる日本の養殖技術が、臭みのないクリーンな白身肉を生み出す決定打となったのです。