なぜ今シールに大人が熱狂?平成レトロと推し活が生んだ新潮流

なぜ今シールに大人が熱狂?平成レトロと推し活が生んだ新潮流の重要なポイントについて、最新情報を詳しくお届けします。

一方で、ブームを底上げし、日常的な消費行動へと定着させた主役はZ世代である。彼女たち・彼らにとってシールは単なるコレクションではなく、「自己表現」と「推し活」に欠かせない必須ツールとなっている。

象徴的なのが、透明なスマートフォンケースの背面にシールを挟み込むスタイルや、硬質カードケースを立体シールでデコレーションする文化だ。大ヒットコンテンツである「ちいかわ」のステッカーをはじめ、株式会社バンダイが展開するカードダスやダイカットシールシリーズは、発売と同時に完売が相次ぐ。

高価なブランド品で身を固めるよりも、数百円のシールを組み合わせて「自分だけの推し空間」を手軽に作り出す。コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスを重視しながら、個性を最大限に主張したいというZ世代特有の消費心理が、シールのフォーマットと完璧に合致した。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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