孤高の明菜と王道の聖子、二大歌姫が交錯した宿命と未発表の真実
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1986年、中森明菜が発表した『DESIRE -情熱』は日本の音楽史におけるひとつの転換点となった。着物を大胆にアレンジした衣装、ボブのウィッグ、全身を揺らすアグレッシブな振り付け。自らの世界観を完全に掌握したパフォーマンスは、従来のアイドルの枠を完全に破壊した。
一方の聖子もまた、全米進出や自作曲へのシフトなど、常に時代の先を行く挑戦を止めなかった。二人が追求した徹底的なセルフコントロールと音楽へのこだわりは、後のJ-POPシーンで活躍する無数のアーティストたちに決定的な影響を与えた。日本の音楽業界が歌謡曲から自立したポップミュージックへと脱皮する過程において、二人が果たした役割は計り知れない。