ジュディ・オング『魅せられて』歌詞の深層|名曲に隠された昭和の真実
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作曲を手掛けた筒美京平の手腕は、本作において頂点に達しています。哀愁を帯びたストリングスと民族楽器風の響き、そこに当時最先端だったディスコ調のタイトなリズムセクションを掛け合わせたアレンジは、現在聴いても全く古さを感じさせません。
同時代に大ヒットを記録した昭和後期のメガヒット歌謡曲と比較すると、本作の持つ独自の音楽的立ち位置が明確に浮かび上がります。
項目ジュディ・オング『魅せられて』同時代ヒット曲の平均基準編集部の見解・評価発売年と主なタイアップ1979年(ワコールCMソング)ドラマ主題歌・映画主題歌中心下着CMという制約を逆手に取り、洗練された高級感を確立サウンド構造地中海エスニック+ディスコビート歌謡曲王道の4ビート/フォーク調筒美京平の卓越したストリングス配置による無国籍なポップス作詞の視点阿木燿子による自立した女性の情念献身的な愛・別れの悲哀「男に所有されない女性」を描き、時代を10年先取りした革新性ステージ演出シルクと扇骨による巨大ドレスマイクスタンド・標準的衣装テレビ受像機のカラー化時代に最適化された視覚的完成度