昭和平成のテレビ界を動かした大橋巨泉 11Pm裏側と最期の想い
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昭和から平成にかけて、彼が持ち込んだ演出手法は芸能界の常識を次々と塗り替えていった。当時のテレビは事前の台本やカチッとした進行が当たり前だったが、巨泉は現場の生々しいリアクションやハプニングをそのまま放送に乗せる面白さを誰よりも知っていた。
「面白いものは面白い、つまらないものはつまらない」とはっきり口にするスタイルは、視聴者との間に強い信頼関係を生んだ。彼が切り開いた表現の自由度は、その後の深夜番組やバラエティ番組のあり方を根本から変えた。枠にはまらない自由な言動の裏には、視聴者の目を惹きつけて離さない計算し尽くされたプロフェッショナリズムが存在していたのだ。