情報専門学校はやめとけの真相|大学との格差や就職先をプロが徹底解剖

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「高校時代は文系で数学が苦手だったけれど、学校のパンフレットに『未経験からでも親切丁寧にプログラミングを指導』と書いてあったから入学を決めた」――こうした学生こそ、最も危険な罠に足を踏み入れている可能性があります。

プログラミング学習における最初のハードルは、単なる文法の暗記ではなく、「抽象的な論理構造を具現化する力」です。オブジェクト指向の概念、再帰処理、データ構造とアルゴリズムの設計は、高校までの数学的論理思考と極めて密接に結びついています。専門学校の講義スピードは凄まじく、1年次の前期だけでC言語やJavaの基本からWebアプリケーションの構築までを駆け抜けます。

「未経験歓迎」という言葉を「受け身で座っていれば自動的にプロにしてくれる」と勘違いした学生は、入学後わずか3ヶ月で講義の意味が理解できなくなります。宿題をこなすために他人のコードをコピー&ペーストするだけの状態に陥り、定期試験は乗り切れても、いざオリジナルの卒業制作や就職活動用のポートフォリオ(成果物)を作ろうとした段階で完全に手が止まってしまうのです。

IPA(情報処理推進機構)が実施する基本情報技術者試験の合格率を見ても、全国平均は40%前後の水準ですが、初学者がノーガードで挑んで受かるほど甘くはありません。専門学校の午前免除制度を活用しても、午後の科目B(アルゴリズム・擬似言語・情報セキュリティ)を自力で解き抜く地力がなければ突破できない仕組みになっています。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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