国際線は何時間前に行くべき?「2時間前余裕」の崩壊と最新実態
国際線は何時間前に行くべき?「2時間前余裕」の崩壊と最新実態について押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
出国審査における「顔認証自動化ゲート」の普及により、パスポートコントロール自体の通過時間は劇的に短縮されました。しかし、この利便性がかえって旅行者に油断を生じさせている側面があります。
現場で実際に多発しているのが、出国審査後の搭乗口までの移動距離の見落としです。羽田空港第3ターミナルの先端スポット(140番台ゲートなど)や成田空港のサテライト・サテライト連絡通路、関西国際空港のウィングシャトル移動を伴う搭乗口の場合、出国審査場を抜けてから搭乗ゲートまで徒歩で10分〜15分かかることは通常です。搭乗開始時刻は出発予定時刻の30分〜40分前に設定されており、出発時刻の15分前にはファイナルコールとともにゲートが閉鎖されます。
「出国審査が終わったのが出発40分前だから、トイレに行ってコーヒーを買ってから行こう」と歩調を緩めた結果、搭乗口に到着したときには搭乗ブリッジのドアが固く閉ざされ、スタッフから搭乗拒絶を告げられる――こうした事例は、決してフィクションではありません。