非国民的ヒーロー歌詞の真実|大森靖子×の子が刻んだ孤立と救済
話題沸騰中の 非国民的ヒーロー歌詞の真実|大森靖子×の子が刻んだ孤立と救済について、詳しいまとめを整理して公開しています。
検索エンジンやSNSのタイムラインを見渡すと、「非国民的ヒーロー 神聖かまってちゃん」というキーワードで検索し、神聖かまってちゃん名義のアルバムを探してしまうリスナーが少なくありません。しかし、結論から言えば、本作は大森靖子が2016年8月24日にリリースした両A面シングル『ピンクメトセラ/非国民的ヒーロー』の表題曲であり、大森靖子の3rdアルバム『kitixxxgaia』(2017年発売)に収録されたオフィシャル楽曲です。
混同される最大の理由は、作曲を手掛けたのが神聖かまってちゃんの中心人物であるの子であり、楽曲全体に神聖かまってちゃん特有のエモーショナルなピアノのコード感、そしての子本人の強烈なコーラスと叫びが全編に刻まれている点にあります。当時の音楽メディア各社の取材記事によると、以前から互いの才能を認め合い、親交を深めていた2人が「真正面からぶつかり合ってポップスを破壊・再構築する」という意志のもとで結実したのがこのプロジェクトでした。
大森靖子の鋭利な言語感覚と、の子が生み出すどこかノスタルジックで狂気的な美旋律。この2つが奇跡的なバランスで融解した結果、神聖かまってちゃんの代表曲群(『ロックンロールは鳴りやまないっ』や『るるちゃんの自殺配信』など)と並び称されるほどのオルタナティブな破壊力を獲得するに至ったのです。