生後1ヶ月の赤ちゃんが寝ない理由とは?助産師が明かす夜泣き解決策
生後1ヶ月の赤ちゃんが寝ない理由とは?助産師が明かす夜泣き解決策について見逃せない 事実を厳選して解説いたします。
Q1:1時間以上抱っこしてやっと寝たのに、置くと5分で泣いて起きてしまいます。諦めてずっと抱っこで寝かせるべきでしょうか?
A1:親の体力が持つ範囲であれば抱っこで寝かせる時間があっても構いませんが、親が睡眠を取れない状態が続くのは危険です。まずは授乳クッションやバスタオルを活用してベッド上に「背中がCカーブを描く緩やかな窪み」を作り、深く寝入ったタイミング(抱っこした手足がだらりと脱力する生後1ヶ月では抱っこ開始から約20分後)を見計らって着地を試みてください。置いても泣く場合は、授乳直後でなければ数分様子を見て、激しい号泣に発展する前にお腹を優しくトントンして再入眠を促すステップを踏むのが有効です。
Q2:母乳が足りていなくてお腹が空いて寝ないのか、単に眠れないだけなのか見分ける方法はありますか?
A2:判断基準は「直近の授乳量」「排泄回数」「体重増加ペース」の3点です。1日にしっかり濡れたおむつが6〜8回以上あり、生後1ヶ月健診で日増25〜30g以上の体重増加が確認できているなら、飢餓状態ではありません。口元に指を近づけると吸い付く反射(吸啜反射)は満腹時でも出ます。「飲む仕草をする=足りていない」とは限りません。お腹がパンパンに張っていたり、唸り声を上げている場合は、空腹ではなくゲップが出ないことによる腹部膨満感や消化器の不快感で眠れない可能性が高いため、縦抱きでの排ガスを試してください。
Q3:夜中ずっと唸り声を上げて手足をバタバタさせています。どこか痛いのでしょうか?
A3:生後1ヶ月前後の赤ちゃんが夜間に「ウー」「クックー」と顔を真っ赤にして唸るのは、極めて自然な現象です。医学的には「乳児ディスケジア(排便困難症候群)」や腸の蠕動運動に伴う未熟さからくるもので、腹圧のかけ方がまだ下手なために起こります。熱がなく、母乳やミルクを飲めており、機嫌の良い時間帯があるなら病気ではありません。目をつむったまま唸っている場合は、脳が睡眠状態のまま身体を動かしているだけのことも多いため、すぐに抱き上げず数分間見守ることで自力で再び深い眠りに入ることが多々あります。