猫が寝てる時にピクピク動く理由とは?夢と危険な痙攣の見分け方
猫が寝てる時にピクピク動く理由とは?夢と危険な痙攣の見分け方について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。
Q1:子猫が白目を剥いて手足をバタバタさせてピクピクしています。放置して大丈夫でしょうか?
A1:白目を剥いているように見えるのは、猫が深い眠りに入った際に「瞬膜(第三眼瞼)」が眼球を覆う生理的現象です。瞬膜が露出した状態で手足を激しくバタバタさせるのは、子猫特有の脳・神経系発達の過程で起きる強めのレム睡眠時ミオクローヌスであるケースが大半です。数秒〜数十秒で落ち着き、目覚めた後に元気に食事や排泄をしているのであれば、危険な病気の可能性は極めて低いといえます。無理に起こさず、そのまま眠らせてあげてください。
Q2:ピクピク震えながら呼吸がハァハァと荒いのですが、熱中症や心臓病のサインですか?
A2:室温が28度以上の高温多湿環境であれば、睡眠中の熱中症の初期段階が疑われます。また、胸の上下動が1分間に40回を超える開口呼吸(口を開けてハァハァ息をする)を伴っている場合は、肥大型心筋症や胸水貯留、気管支喘息などの急性呼吸促迫症候群の危険があります。舌の色が青白い(チアノーゼ)、またはピンク色ではなく白っぽくなっている場合は緊急事態です。即座にエアコンで室温を下げ、動物病院へ連絡を入れて受診してください。
Q3:病院へ持参する「痙攣動画」は、何秒くらい・どのように撮影するのがベストですか?
A3:動画の長さは30秒から1分程度あれば診断に十分です。暗い部屋のままでは瞳孔や口元の微細な動きが見えないため、間接照明などをつけてピントを合わせ、まずは「全身が映るアングル」を10秒、続いて「顔面と瞳孔・口元のアップ」を10秒撮影してください。最後に小声で名前を呼びながら愛猫の背中に軽く触れ、意識の有無をテストする瞬間までを一連の流れで収めると、獣医師が発作の重症度を即座に判定できます。