膝裏のぽっこりを放置は危険!原因と正しい解消法を医師が解説
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膝裏にふくらみが生じる背景には、生活習慣に起因するものから関節の器質的な疾患まで、いくつかの明確なパターンが存在します。代表的な膝裏ぽっこりの原因として、まず挙げられるのが関節液が袋状に溜まる「ベーカー嚢腫(のうしゅ)」です。膝関節の炎症や半月板の損傷、変形性膝関節症などが引き金となり、過剰に分泌された関節液が膝裏へと押し出されることでふくらみを形成します。
一方で、ゼリー状の液体が詰まった良性腫瘍である膝裏のガングリオンや、皮下に脂肪組織が増殖する膝裏の脂肪のかたまり(脂肪腫など)が原因となっているケースも珍しくありません。これらは触れると比較的弾力があり、筋肉の動きとは独立して確認できる特徴があります。
病的なしこり以外では、長時間の座り仕事や冷えによる膝裏のリンパの詰まりが挙げられます。膝の裏には主要なリンパ節(膝窩リンパ節)が位置しており、老廃物や余分な水分が滞ると、膝裏のむくみやセルライトとなって皮膚を押し上げ、ぽっこりとした見た目を作り出してしまいます。