てんかん発作の正しい初期対応マニュアル!命を守るNg行動と救急基準
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てんかん発作への対応として、昭和から平成初期の古い情報やドラマの描写によって広まってしまった最大の誤解が「舌を噛み切らないよう、口の中にタオルや割り箸を噛ませる」という行為です。これは現在、絶対にやってはいけない重大なNG行動として周知されています。
発作中に口へ無理やり物を押し込むと、以下のような深刻な危険が生じます。
- 窒息のリスク:押し込んだタオルやガーゼが喉の奥に詰まり、気道を塞いで窒息死を招く。
- 歯の破折・誤嚥:強い力で噛み締めるため、歯が折れたり口腔内が裂傷したりし、折れた歯や血液を肺に吸い込んでしまう。
- 救助者の負傷:指を入れた救助者が強い顎の力で噛まれ、重度の咬傷を負う。
強い力で舌の側部を噛んで出血することはありますが、発作時の強い筋肉収縮によって舌を根元から完全に噛み切って命を落とすことはほぼありません。発作中は口の中に何も入れないことを徹底してください。また、大声で揺さぶって起こそうとしたり、激しく動く四肢を上から無理に押さえつけたりする行為も、関節の脱臼や骨折の原因となるため厳禁です。