「同じ」のちょんちょん向きはどっち?同上符の書き順とPc入力・マナー
「同じ」のちょんちょん向きはどっち?同上符の書き順とPc入力・マナーについて専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。
文字や記号を正しく使い分ける行為は、単なる文法上の正確性にとどまらず、対人コミュニケーションにおける「認知的敬意」の表明でもあります。
心理学的な見地から見れば、人間は他者から受け取る情報の中に「省略記号」が多く含まれていると、無意識のうちに「自分への配慮や熱量が削減されている」と認知します。これを実務におけるコミュニケーションに応用すると、同上符を使ってよい場面とそうでない場面の境界線が極めて明確になります。
【プロの結論】おすすめできるシーン・避けるべきシーンの判断基準
【記号「〃」を使ってよい場面】
- 自分専用の手書きノート、タスク管理メモ、アイデア出しの殴り書き
- 倉庫作業や在庫管理など、スピードとマス目の視認性が最優先される現場用チェックシート
- 社内チャットツール等で、親しい同僚間で合意が取れている極めてカジュアルな作業連絡
【記号「〃」を絶対に使ってはいけない場面】
- 就職・転職活動における履歴書、職務経歴書、エントリーシート全般
- 取引先へ提示する見積書、請求書、発注書、業務委託契約書などの法的・金銭的文書
- 社外向けの挨拶状、詫び状、冠婚葬祭の芳名帳への記帳
- 宛名書き(同一住所の家族あてであっても、住所を「〃」で略すのは重大な礼失)
ビジネス文書で「上の項目と全く同じ内容」を表現したいときは、「省略せずに同じ文言をもう一度正式に書く」ことが最大の安全策であり、敬意の表れとなります。どうしても文字数の制約がある帳票に限ってのみ、「同上」という正確な漢字2文字を用いましょう。