マイルドハイブリッドとは?意味ない評判の真相と後悔しない車の選び方
マイルドハイブリッドとは?意味ない評判の真相と後悔しない車の選び方についての真相をご紹介します。
購入後の後悔を未然に防ぐためには、華やかなメリットだけでなくマイルドハイブリッドのデメリットと欠点を冷静に理解しておく必要があります。
1つ目の欠点は、前述した通り「長距離巡航時の燃費伸長が鈍い」という物理的な構造限界です。高速道路を一定速度(時速80〜100km)で連続走行しているシチュエーションでは、減速回生を行う機会がほぼ発生せず、モーターアシストの出番もありません。純粋なガソリン直噴エンジン単体の熱効率に依存するため、高速走行ではストロングハイブリッドとの燃費差が大きく開きます。
2つ目のリスクは、鉛バッテリーの定期交換費用です。マイルドハイブリッド車はアイドリングストップ専用の強化型鉛バッテリー(ISS規格)を使用しているケースが多く、通常の充電制御車向けバッテリーに比べて部材コストが高価です。車検整備時にカー用品店やディーラーで提示される交換見積もりを見て、「普通のバッテリーより数千円から1万円ほど高い」と驚くユーザーが少なくありません。
3つ目は、極低温環境における回生システムの制約です。降雪地域や氷点下の寒冷地では、搭載された小型リチウムイオンバッテリーが低温保護モードに入り、エンジン始動直後は回生ブレーキ充電やアシストが一時的に作動しない現象が起こります。技術的な異常ではありませんが、寒冷地テストの知見を持たないユーザーが「冬場になると燃費がガクンと落ちる」と戸惑う要因の一つになっています。