傷病手当金がもらえないケースの真相!休職・退職時の落とし穴と審査落ち対策
傷病手当金がもらえないケースの真相!休職・退職時の落とし穴と審査落ち対策の要点や背景を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。
全国健康保険協会(協会けんぽ)や各健康保険組合における全国健康保険協会傷病手当金申請の実務データを精査すると、傷病手当金審査落ちの原因には明確なパターンが存在します。受給するためには「業務外の事由による病気やケガの療養」「労務不能であること」「連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと」「給与の支払いがないこと」という4つの大原則をすべて満たさなければなりません。
審査で最も厳格に見られるのが医師の労務不能証明です。被保険者自身が「体が辛くて働けない」と訴えていても、主治医が申請書の医師記入欄に「一部労務可能」と記載したり、受診していない空白期間について証明を拒んだりした場合、保険者は「労務不能の客観的証拠がない」と判断し、傷病手当金不支給の理由となってしまいます。
また、申請期間中に一度でも自宅で残業メールの返信を行ったり、単発の在宅ワークで報酬を得たりしていた事実が判明すると、労務可能とみなされて不支給決定が下されるケースも報告されています。「医師の医学的判断」と「本人の実態行動」に矛盾がない状態を整えることが審査通過の第一関門です。